この畑を、次につなぐという選択
広いな。
正直、それが最初に浮かんだ言葉でした。
一人では無理だろうな。
やっぱり、やめた方がいいかな。
でも同時に、「この土地、もったいないな」とも思いました。
最初に見た畑のこと
この畑は、オーナーさんが荒れないように、ずっと手入れをしてくれていました。
大きな木はなく、草も、ほとんど生えていない。
おそらく除草剤が使われていて、土は痩せている。
微生物も、有機物も、少ないだろうな、という印象でした。
それでもやろうと思った理由
収益のため、と言ったら、嘘になります。
この畑がすぐにお金を生むようになるとは、正直、思っていません。
持ち出しの費用もかかる。
時間も、体力も使う。
それでも、地域の畑が減っていくのを見るのは、やっぱり寂しかった。
自分自身も、「そんな思いの畑」から農業を始めた一人だからです。
同じ地域の問題として、助け合いだと思いました。
これがいつか、何かにつながるかもしれない。
そんな、はっきりしない理由でした。
やってみて分かったこと
一番しんどかったのは、やっぱり「一人ではできない」という現実でした。
自分の畑の作業がある中で、時間をどう作るか。
体力も、正直、ギリギリです。
それでも、少しずつでも進めていくしかない。
一人ではできない、と思ったから
この開墾は、最初から一人でやるつもりはありませんでした。
SNSで状況を発信したところ、10名近くの方が、手を挙げてくれました。
農業経験のある方も、初めて畑に入る方も。
年齢も、住んでいる場所も、みんな違います。
でも、「この場所を少し良くしたい」という気持ちは、同じでした。
今は、月に1〜2回のペースで、整備の活動を続けています。
草を刈って、石を拾って、少しずつ、畑らしくしていく。
作業は地味ですが、一人でやるより、ずっと楽しい。
それでも続けている理由
未来のために。
子どもたちの未来のために。
そして、湯河原の魅力を、ちゃんと残していくために。
この畑が、すぐに完成することはありません。
でも、少しずつでも、人が関われる場所になっていけば。
畑としてだけでなく、時間を共有できる場所として、育っていったらいいなと思っています。
この取り組みを応援してくださる方に向けて、応援セット もご用意しています。
無理のない形で、関わってもらえたら嬉しいです。