でこぼこファームについて

でこぼこファームは、神奈川県湯河原町の豊かな自然環境を活かした農園です。
自然のリズムに合わせて、さまざまな柑橘類や野菜などを、手しごとで大切に育てています。
形は少しデコボコでも、味はまっすぐ。
ひとつひとつを丁寧に育てて、おいしい瞬間をそのまま食卓へお届けすることを大切にしています。
農園のある風景


温暖で海と山に囲まれたこの農園は、一年を通してさまざまな作物が育つ恵まれた環境です。
旬ごとに移り変わる味わいを、季節の楽しみとしてお届けしています。
でこぼこファームが大切にしていること

私たちは、「本当にいいものを、安心できる形で、自信を持って届けたい」という気持ちで畑に向き合っています。
栽培から収穫、箱詰めまで手作業にこだわり、安心して楽しんでいただける商品づくりを心がけています。
でこぼこファームのこだわり

でこぼこファームでは、
化学的な農薬や肥料に過度に頼らず、自然の力を最大限に生かす栽培を大切にしています。
ただし「無農薬」にこだわりすぎて作物を守れない状況は避け、
年間を通して安定してお届けできる「必要最小限」の防除と施肥を行っています。
これは「自然任せ」と「慣行農法」の中間ではなく、
湯河原の気候・土壌・作物特性を踏まえてたどり着いた、
でこぼこファーム独自の農法です。
農法の考え方の根拠
1)自然のちからをムダにしない
湯河原は海風が入り、日照・水はけが非常に良い地域です。
この環境そのものが作物を健康に育てるため、
過剰な施肥や薬剤に頼る必要がありません。
2)「完全無農薬」に固執すると、作れないものが出る
柑橘は品種によって害虫の被害に大きな差があります。
完全無農薬では毎年の落果が続き、
「楽しみにしているお客様に届けられない」という課題がありました。

その反省から、人にも環境にも負荷の少ない資材だけを、
最低限(年1〜2回)使用しています。
3)「必要最小限」が最も環境負荷が少ない
薬剤ゼロで失敗 → 廃棄が発生
薬剤多用 → 生態系への影響が大きい
その両極ではなく、
生態系を守りながら、持続可能な農業を続けるための最適点を探る農法です。
具体的に行っている取り組み

有機肥料主体の土づくり
肥料は有機率の高いもの、もしくは有機100%にこだわって使用しています。
また、地元で出る廃棄物(ビールかす、おがくずなど)を活用した堆肥や、牡蠣殻・草木灰などの有機資材を積極活用しています。
微生物が働く土を育て、
味の濃い柑橘・野菜を目指しています。
果実への農薬散布は「ゼロ」または「最小限」
柚子・レモン・金柑などの、
「果実に直接かけない管理」で済むものは、
果実への農薬散布を行っていません。
温州みかんのように被害が大きい品種のみ、
有機JAS認証の資材などを年1〜2回のみ使用しています。
手作業除草と草管理
畑全体の除草剤はなるべく使わず、
通路の一部や圃場を限定するなど、限定的な使用にしています。
畑の中では、
・草を残して、太陽や雨風から土を守る
・生きた生態系の中で育てる草
という草管理を行っています。
一方で季節に応じて刈り込みを行い、日当たりや地温にも配慮した管理を心がけています。
風通しと樹形管理を最優先
- 枝の剪定
- 混み合う部分の間引き
- 樹冠を開く整枝
- 栽培本数を減らす
これらを徹底し、
病害虫を「発生しにくくする」ことに力を入れています。
また、不要な葉を減らし、果実までしっかり光が届くよう調整することも意識しています。
この農法で育つ作物の特徴

- 皮ごと使える柑橘が多い(ゆず・金柑・レモンなど)
- 香りが強く、味が濃い
- 苦味やえぐみが少ない
- 安心して使えるため、飲食店からの評価が高い
- 作物の個性がそのまま出る
- 生態系にやさしいため、生物が多様な畑が育つ
自然の力を最大限に生かし、
人と環境に負荷をかけず、
おいしさと安心を両立させる栽培。
どの柑橘にも表情があり、
畑が持つ力をそのまま味わっていただける農法です。