園主の考え・想い
耕作放棄地問題と農家の現実|一人では守れない畑
近隣の農家が、少しずつ引退していっています。 引き継ぎ手がいないまま、時間だけが進んでいる畑も多くあります。 「いずれ荒れていく」という話ではなく、もうすでに、その兆しははっきりと見えています。 耕作放棄地が増えると周囲に起きる影響 畑が荒れていくと、困るのは本人だけではありません。 周りの畑にも、確実に影響が出てきます。 イノシシや猿の棲家になる 木が伸びて日当たりが悪くなる 雑草や蔓が隣の畑まで伸びてくる 作業や手間が増えるが、収入が増えるわけではない 農道の管理を残っている農家が背負うことになる 引き継ぎ手がいない理由 引き継ぎ手がいない理由は、単純だと思っています。 大変で、儲からないからです。 体力が必要 時間がかかる 続けるほど責任が重くなる 「誰かがやればいい」という話ではありません。 やる人がいなければ、荒れていくだけです。 一人では、限界がある 正直に言うと、全部を解決したい気持ちはあります。 できることなら、近隣の畑も、農道も、まとめて守れたらいいと思っています。 でも、一人では限界があります。 ボランティアにも限界があります。 耕作放棄地の管理は、お金にはなりません。 善意だけで続けられるものでもありません。 だからこそ、この問題は、個人の努力だけではどうにもならないと感じています。 それでも伝えたいこと それでも、見て見ぬふりはしたくありません。 畑が荒れていく現実を、「仕方ない」で終わらせたくない。...
耕作放棄地問題と農家の現実|一人では守れない畑
近隣の農家が、少しずつ引退していっています。 引き継ぎ手がいないまま、時間だけが進んでいる畑も多くあります。 「いずれ荒れていく」という話ではなく、もうすでに、その兆しははっきりと見えています。 耕作放棄地が増えると周囲に起きる影響 畑が荒れていくと、困るのは本人だけではありません。 周りの畑にも、確実に影響が出てきます。 イノシシや猿の棲家になる 木が伸びて日当たりが悪くなる 雑草や蔓が隣の畑まで伸びてくる 作業や手間が増えるが、収入が増えるわけではない 農道の管理を残っている農家が背負うことになる 引き継ぎ手がいない理由 引き継ぎ手がいない理由は、単純だと思っています。 大変で、儲からないからです。 体力が必要 時間がかかる 続けるほど責任が重くなる 「誰かがやればいい」という話ではありません。 やる人がいなければ、荒れていくだけです。 一人では、限界がある 正直に言うと、全部を解決したい気持ちはあります。 できることなら、近隣の畑も、農道も、まとめて守れたらいいと思っています。 でも、一人では限界があります。 ボランティアにも限界があります。 耕作放棄地の管理は、お金にはなりません。 善意だけで続けられるものでもありません。 だからこそ、この問題は、個人の努力だけではどうにもならないと感じています。 それでも伝えたいこと それでも、見て見ぬふりはしたくありません。 畑が荒れていく現実を、「仕方ない」で終わらせたくない。...
柑橘農家の自立は10年かかる話
ゼロから柑橘農園を始めて自立するまでには、10年はかかると思っています。 これは理想論ではなく、実際にやってみて感じた実感です。 柑橘農家が自立するまで「時間」が必要な理由 農業は、作業をすればすぐに結果が出る仕事ではありません。 特に柑橘は、木を植えてから収穫できるようになるまでに時間がかかります。 美味しい柑橘が、安定して収穫できるようになるまでには、7年から10年ほど必要です。 収穫物がなければ、収入もありません。 どれだけ手をかけても、結果が出るまでには時間がかかります。 この「時間」は、努力で短くできるものではありません。 先代から引き継ぐとき「間を空けない」と決めた 農業を始める前は、技術や知識が一番の壁になると思っていました。 でも実際には、「時間」そのものが、いちばん大きなハードルでした。 先代から農園を引き継ぐとき、「間を空けてはいけない」と強く感じました。 引き継いだときの、正直な状態 実際に引き継いだとき、農園の収入は、正直わずかなものでした。 定期的に買ってくれるお客様がいるわけでもなく、販売先が決まっている状態でもありませんでした。 「この農園の柑橘を待っている人がいる」そう言える状況ではなかったと思います。 引き継いだ木も、決して「元気な状態」と言えるものばかりではありませんでした。 すぐに利益につながる品種は、ほんのわずかしかありませんでした。 畑と木はあるけれど、それだけで営農していける状態ではなかった、というのが正直なところです。 さらに、すぐそばで教えてくれる先代もいませんでした。 技術や判断を、その場で確認できる相手がいない状態です。 畑を前にして、自分で考え、自分で決めていくしかありませんでした。 弱った木や、利益になりにくい品種が中心の状態で、農業を続けていくのは、簡単なことではありません。 それでも、一度止めてしまえば、畑はさらに荒れ、木の状態はもっと悪くなっていきます。 一度荒れてしまった畑を、元の状態に戻すには、想像以上の時間と労力が必要です。 だからこそ、「間を空けない」ことが、とても重要だと感じました。 引き継ぐのは、木だけじゃない 引き継ぐのは、木や畑だけではありません。 そこには、これまで積み重ねられてきた時間があります。...
柑橘農家の自立は10年かかる話
ゼロから柑橘農園を始めて自立するまでには、10年はかかると思っています。 これは理想論ではなく、実際にやってみて感じた実感です。 柑橘農家が自立するまで「時間」が必要な理由 農業は、作業をすればすぐに結果が出る仕事ではありません。 特に柑橘は、木を植えてから収穫できるようになるまでに時間がかかります。 美味しい柑橘が、安定して収穫できるようになるまでには、7年から10年ほど必要です。 収穫物がなければ、収入もありません。 どれだけ手をかけても、結果が出るまでには時間がかかります。 この「時間」は、努力で短くできるものではありません。 先代から引き継ぐとき「間を空けない」と決めた 農業を始める前は、技術や知識が一番の壁になると思っていました。 でも実際には、「時間」そのものが、いちばん大きなハードルでした。 先代から農園を引き継ぐとき、「間を空けてはいけない」と強く感じました。 引き継いだときの、正直な状態 実際に引き継いだとき、農園の収入は、正直わずかなものでした。 定期的に買ってくれるお客様がいるわけでもなく、販売先が決まっている状態でもありませんでした。 「この農園の柑橘を待っている人がいる」そう言える状況ではなかったと思います。 引き継いだ木も、決して「元気な状態」と言えるものばかりではありませんでした。 すぐに利益につながる品種は、ほんのわずかしかありませんでした。 畑と木はあるけれど、それだけで営農していける状態ではなかった、というのが正直なところです。 さらに、すぐそばで教えてくれる先代もいませんでした。 技術や判断を、その場で確認できる相手がいない状態です。 畑を前にして、自分で考え、自分で決めていくしかありませんでした。 弱った木や、利益になりにくい品種が中心の状態で、農業を続けていくのは、簡単なことではありません。 それでも、一度止めてしまえば、畑はさらに荒れ、木の状態はもっと悪くなっていきます。 一度荒れてしまった畑を、元の状態に戻すには、想像以上の時間と労力が必要です。 だからこそ、「間を空けない」ことが、とても重要だと感じました。 引き継ぐのは、木だけじゃない 引き継ぐのは、木や畑だけではありません。 そこには、これまで積み重ねられてきた時間があります。...